トランスペアレンシー呼ばれる透明原稿を透過型で拡大投影する装置が一般的であるが、本などを反射型で投写する装置もある。メタルハライドランプなどの光源で載物台の下に設置されたフレネルレンズにより載物台を照明し、投影レンズとミラーでスクリーンに投写する。投写原稿のサイズはA4サイズなど日常良く使われる原稿サイズなので、複写機などで簡単に原稿を作ることができる便利さがある。さらに5000ルーメン程度の明るさを持っているので、室内を暗くしなくても見ることが出来るのが特徴である。投射レンズとミラーが装置の上部に飛び出しているので観察の位置によっては妨げになることがある。パソコンから直接投影できる液晶プロジェクターの普及でOHPのシェアは急速に減少している。
<用語解説>
オーバヘッドプロジェクタ Overhead Projector
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