ようこそゲストさん
[新規登録はこちら]
<用語解説>

移相子 Phase Plate

 電磁波の直交する二つの電界成分に位相差を与えるデバイス。特に、p/2の位相差を与えるデバイスを1/4波長板、pの位相差を与えるデバイスを1/2波長板と呼ぶ。直線偏光は、直交する二つの電界成分の位相差が0またはpの状態であるので、1/4波長板を通過することにより位相差がp/2または3p/2となり、円偏光となる。また、1/2波長板を通過すると、直線偏光の方向が90度回転する。円偏光は、1/4波長板を通過することにより回転の方向が変わり、1/2波長板を通過すると、直線偏光になる。1/4波長板を2枚重ねると、1/2波長板になる。これら以外の位相差を与えるデバイスも実現可能であるが、実際に使われることはほとんどない。

※ 『レンズ辞典』用語は、どなたでもご覧頂けます。
※ 『レンズ事典』用語は、弊社出版書籍『レンズ辞典&事典』をご購入された方のみの特典となります。
 ご購入者で閲覧をご希望の方は 新規登録フォームよりユーザ登録をしてください。

レンズ辞典&事典とは?

レンズ辞典・事典

Webと密接にリンクさせた新世代の辞典&事典です。初心者の方には懇切丁寧に、専門家には困った時の頼みとして役立つ、わかりやすく詳細な内容です。本の内容をすべてWebで見ることができます。Web版には多くのリンクが張ってあり、説明を読んでわからないキーワードは、他の辞典項目や事典項目へジャンプして、その中身を理解することができます。

辞典項目は約800、最低限の数式や図表を含み、簡潔にキーワードが説明されています。事典項目は約150、重要なキーワードを1〜2ページ割いて丁寧に説明しています。辞典項目はどなたでも見ることができますが、事典項目は、本を購入した方のみ見ることができます。

(株)オプトロニクス社

〒162-0814 東京都新宿区新小川町5-5 SANKENビル
TEL(03)3269-3550 / FAX(03)3269-2551

※間違い電話が多くなっております。番号をよくご確認の上ダイヤルをお願いいたします。