屈折率の異なる物質に光が入射する時、その物質が透明であっても、一部の光が反射する。その反射率は、屈折率n1の物質からn2の物質に光が垂直に入射する場合には、次式で表わされる。
屈折率がn1とn2(光学部品)の間の材料によって薄膜を形成し、膜の表面から反射する光と光学部品の表面から反射する光が干渉して弱め合うように薄膜の厚さを定めると、光学部品の反射率を下げて、透過率を上げることができる。このような薄膜を反射防止膜と呼ぶ。
<用語解説>
反射防止膜 Antireflection Coating
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