通常のレンズに比べてサイズが小さいレンズ。最大のもので、光ディスクピックアップ用対物レンズ程度の大きさ(直径:数ミリメートル)、小さいものでは、液晶プロジェクタの液晶パネルに使用されている直径10 mm程度のものと定義されている(ISO14880-1 Microlens array)が、一般的には、直径1 mm程度以下のレンズを指すことが多い。半導体レーザなどの光源と光ファイバ(光導波路)、あるいは、センサと光ファイバとの結合などの光通信デバイス、液晶プロジェクタパネルの光利用効率向上、シャック・ハルトマンセンサ、共焦点顕微鏡などの計測分野、さらには3次元イメージングなど広い用途で用いられている。また、CCD・CMOSなどのイメージセンサを構成する個々のフォトエレメントに、それぞれ個別のマイクロレンズを形成し、光利用効率の向上をはかった製品など応用範囲が広がっている。
<用語解説>
マイクロレンズ Microlens
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